失敗する人の特徴

転職活動する際、準備や面接対策をしっかり行っているにも関わらず転職に失敗する人もいます。転職に失敗する人にはいくつか共通点があるので、自分が当てはまっていないか考えてみましょう。転職に失敗する人の特徴として、応募しすぎな点が挙げられます。新卒就活は一括での大量エントリーでも問題なく、社会人よりも時間的に余裕があるので対応できるでしょう。ですが、転職の場合は一般的に働きながら転職活動するので、時間がありません。転職は書類通過率や内定率が低く厳しい戦いなので、一つ一つの応募にかなり労力を割きます。そのため、同時応募は3社くらいが限界でしょう。

声に出して面接練習をしていないことが二つ目で、転職は事前準備が9割と言われています。新卒就活は短期間に膨大な量の面接をこなすので、自然と場慣れしていくものです。一方、転職活動は圧倒的に面接量が少ないため、場慣れできないまま本番に臨まなければいけません。だからこそ、事前の練習が大切なのです。最後は、妥協することが挙げられます。今の職場も悪くない場合、妥協してはいけません。今の職場も良いけれどなんとなく環境を変えたい、年収アップしたい程度の気持ちで転職活動していると、内定の獲得がゴールになってしまいます。その結果、今の職場とそんなに条件が変わらない、むしろ多少悪くなっても内定をくれた職場が良く見えて転職しかねません。妥協して入社すると、こんなはずではなかったと後悔するのです。